2016.02.29 11:03タフ久しぶりにビル・ダイクスの舟に乗る。北東の風向きながら吹き下ろしは北の出し風。山の両サイドから吹き下ろす。尾が島を目指して舵を切る。昔は彼と毎日のようにたうてぃ"で攻めていた。しびれるタフなコンディションを。どれ位経つのだろう、あの海から。ビルさん、老け込むにはまだ早いよ。タフな海と対峙出来る貴方はまだあの頃のままだよ。第2部の女子練はヤーミーさんと乗った先月以来。以前よりチームの絆が強くなりまし...
2016.02.26 11:04恋人たちサバニに乗らずに1ヶ月、彼女に乗らずに3ヶ月・・・都筑へ映画を観に行く。サバニ乗りには似つかわしくないアーバンな街。Lonesome CowBoyを気取りスクリーンの前へ。今年度No.1の呼び声高い邦画。2時間。席を立つ。圧倒的な日常、小津でも描けない様な日常。第三京浜、島へ向かってアクセルを吹かす。ボディ・ブローの様にシーンがオーバーラップする。人は現実を受け入れ日常を生きて行く。それが、非現実...
2016.02.20 11:06AE86「呑みにくれば。」先日、監督から連絡をいただき、御自宅へお邪魔した。26歳のヤーミーさんに手を合わる。リビングで杯を交わす。酒が進むに連れ、お二人の出逢いから馴初めの話し。パリ・ダカールラリーの話し。ユーミンとの話し。砂漠に立つ若かりし頃の2人が脳裏に映る。「監督、AE86の話ししてくださいよ。」言わずと知れた名車、監督が参戦した車。「86って、たうてぃ"に似てませんか。」監督に唐突な質問をしてみ...
2016.02.14 11:07虹「彼女は虹が好きだった。」春一番が吹く今日。女たうてぃ"のメンバーであり、監督の奥様。ヤーミーさんが南風に乗って旅立った。3週間前、彼女とサバニに乗っていた。「武石君、風がこの向きだったらポジションはどこ。」真剣な眼差しで舵を取る私に問うてくる。彼女の親友環さんと3人で葉山の海に出た。最後のサバニ。その日以来私はサバニには乗っていない。まだ彼女が私の前で漕いでいる様で。監督の還暦のお祝い。最高の気...
2016.02.07 11:08LOGO葉山サバニ倶楽部のLOGO、たうてぃ"のLOGO。7年前。「監督、倶楽部のLOGO奥様に創ってもらってくださいよ。」「わかった。」一週間後、出来上がった。「武石君、ブログにも使って。」嬉しくて、本当に嬉しくて。嬉しくて。このブログにも出している。私が描いたペイズリー・キャット。「武石君、かすり猫凄いね!」「かすりじゃなくて、ペイズリーなんですけど・・・」ヤッポが言った。「かすり猫come on‼」...
2016.02.05 11:10ねずみ色のねこびっこをひいたねこが看板に溜まった水を飲んでいる。錆びて折れ曲がった看板が横になっている。ねずみ色のねこ。確か5年前の子猫。「こんな事も出来るんだぜ!」と言わんばかりにくるりと回って戯れてきた、ねずみ色の子猫。電柱の上から下にいるねこを見る。電柱の下から上にいる僕を見ている。トントントン。びっこをひいて車の下へ。もう、戯れて来ないねずみ色のねこ。おかえり。日曜日はたうてぃ"を元の場所に戻そう。