ジミーのように

昨日は3人で久々のエクストリーム練習。

平日の出勤前にサバニで海へ。

最高に贅沢な時間、沖縄の舟サバニ。

クラブハウスでシャワーを浴び車のキーを回す。

アクセルを踏みかけた時に電話が鳴った。

高校の同級生からの久しぶりの電話。

「はい、なんだよ。」

ぶっきらぼうに答える。

「武石さんですか。」

「はい。」

「兄が今朝亡くなりました。」

妹さんからだった。

野球部の同級生、トボけた奴だが最高の奴だった。

「俺、ジミーに似てるべ。」

「似てねえよ、馬鹿。」

青春という本のページが白紙になっていく様で。

奴の家に遊びに行くとお袋さんがいつもサータアンダギーを作ってくれた。

「お前なに、ハーリー乗ってるの、」

「ハーリーじゃねーよ、帆掛けサバニだよ。」

「馬鹿じゃねえの。」

「そのうち久米島にも行ってやるよ。俺なら楽勝。」

そんな会話が最後の会話だった。

同じ時代を生きてきた。

ダサかったけど、最高だったよ

♬だけどハートはジミーのようにとびきりイカしたロンリーエンジェル♬

だったよな。

日曜日、サバニ終わりで奴の葬儀に参列する。

金城。もう慶留間と飲んでんだろ。

一言だけ言っとく。草刈正雄のモノマネは俺の方が上手い。

じゃあな。

写真撮影:カニ

16の春。

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