気絶するほど悩ましい海。

鏡の前でルージュをひきたい様な曇った朝。

武ハリ4thは熱男と2名で行われた。

海人は生死感に固執しなかったと、何かの本で読んだ事がある。

海中での素振り600本、インターバルの間に浜往復のビーチラン。

鏡の様な海面に死相にも似た形相が映る。

砂を�惜き上げる脚に絡む波。

堪え切れなくなったstomachからのreturnを

波が消し去る。

何故走り続け、エークを握り続けるのか?

その先には何があるのか。求めない答えこそが、

俺たちの行き先だから。

熱男と今朝交わした三言葉目が「お疲れ。」だつた。

気絶するほど悩ましい海を眺め、武ハリ4thは幕を降ろした。

ルージュを小指で拭き取り、背を向ける。

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