黄昏

台風が止まらない。

タウティをかおり先生のご厚意により、

つみきのいえに避難させ、二週連続の台風対策は万全。

そんな中私は台風復旧の真っ只中。

日付が変わる帰宅。サバニに乗れない日々。

先週、1日だけ早く帰れる日があった。

無性に汗を流したかったのでジムへ。

ベンチを挙げラボードで走り追い込む。

ふと、横を見ると社交ダンスをしている70代位の人達。

走っている最中、会話が聞こえる。

「この後どうする?」

「いつものところ行くか。」

「わかった。」

会話内容から夫婦ではない様だ。

うちのばーさんが、うちのじーさんが、

と、言っていたので。

仕上げのバーディプスを終えシャワーを浴びて駐車場へ。

ダンスを踊っていた二人が車に乗り込み出口で私の前に。

同じ方向に向かっていく。

前の車が左にウインカーを出す。

曲がった先の入り口にはビニールで出来た太いワカメが。

人は幾つになっても欲求のまま生きていくのか。

帰り道、本屋に飛び込み「黄昏流星群」を買う。

弘兼作品はいつも考えさせられる。

人は死ぬまで求め求められると言うことがわかった。

俺はいつから社交ダンスをはじめればいいのか。

そんな事を考えながら台風の被害が無い事を願う今日この頃でした。

0コメント

  • 1000 / 1000